裏稼業を営む彼らとの恋は刺激的
現代日本が舞台になっていますが、現実離れした世界での恋が始まります。
殺し屋に恋をするなんて状況、普通じゃ味わえない。
乙女ゲームクリア後のふわふわした余韻がたまらなく好きな私。
「これが…恋…?…なの?」
そんなわけで「殺し屋とストロベリー」の感想と攻略キャラの魅力を語ってみます。
♥CERO 「C」(15才以上対象)
「真実を知っても、愛してくれますか?」
舞台は現代日本のどこかにある街。
薬で眠らされジュラルミンケースに詰め込まれた主人公「イチゴ」。
目覚めた先は、いわゆる「裏稼業」を営む人々が集まる喫茶店『喫茶 月影』だった。
身構えるイチゴに店のマスターで本業は殺し屋だという「ツキミ」は、自分たちが引き受けた依頼内容を話し始めた。
『今回の依頼は殺しではなくあなたの護衛です。だからここへ運ばれてきたんです。一度依頼を受けた以上、私たちは必ずあなたを守ります』
過去のトラウマから言葉を失い、身寄りもないイチゴは、店でアルバイトのウェイトレスとして働きながら真実を追っていく。
「殺し屋とストロベリー」公式サイトより
【殺し屋とストロベリー】(ネタバレなし)
恋のお相手は「裏社会」の人
殺し屋や武器商人といった危険な彼らとの恋はスリリング間違いなし。本心が垣間見えたときの愛しさも切ない。
ヒロインに謎が多い
言葉を失ったヒロインの秘密も、彼らとの恋の中でだんだんと明らかになっていきます。
攻略サイトのおすすめ攻略順でプレイすると良いかもしれません。もちろん好きなキャラからでも問題ないです。
エンディング
ハッピーエンドとバッドエンドがあります。バッドエンドは、かなりあっさりしていました。
分岐してからすぐあたりで終わっていた記憶です。
攻略キャラ
ツキミ(cv・田丸篤志)

「安心してくださいね。私達は人殺しを生業にしていますが、あなたはその対象ではありません」
『喫茶 月影』のマスター。礼儀正しく穏やかな性格。
いつもニコニコしており滅多なことではまず怒らない。
いつも優しい声で話してくれるところも好きですが、殺し屋の顔になったときの少しだけ冷たさを感じる声も良かったです。
イズナ(cv・石川界人)

「おまえの事情は知りたくねえ。気持ちを動かしたくない。深入りしたかねえんだよ俺は」
『喫茶月影』の店員兼バリスタ。
無愛想で荒っぽく口も悪いが、面倒見がよく真面目。
アルバイトの先輩ポジションのイズナ。いつも一緒に行動しているので一番親近感の湧くキャラでした。
クラマ(cv・野島健児)

「私の診察室に一歩足を踏み入れた以上は私の患者だ」
「喫茶 月影」の裏店舗で開業している闇医者。闇医者といっても腕は超一流。
性格は偏屈で合理主義の変人。
偏屈で近寄りがたい雰囲気もあったけど、だんだんと向けてくれる愛情にドキドキしました。
ノイン(cv・花江夏樹)

「わかってると思うけど僕、優しくもないし良い奴でもなんでもないよ」
サバサバした性格で自分の気持ちに正直。少年のように見えるがれっきとした成人男性。
一番最後に攻略可能なキャラクターです。
生意気な感じの花江さんの声が良い。ラストに出してくる優しいノインがめっちゃ好きです。甘い声も大好き。
最後の攻略なので最後までプレイしないとこのノインが見られません。
アモン(cv・八代拓)

「目の前に酷い目に合った女の子がいたら、優しくしてあげたいって思わない?」
フリーの殺し屋。性格は明るくノリが良いムードメーカー。
軽い感じで適当そうに見えるがやるときはやる男。
ヘラヘラしてチャラいんだけど、心の中にある寂しさにグッときてしまいました。可愛らしいキャラでした。
長谷川(cv・前野智昭)

「お嬢さん。良く聞いて下さい。何も話さないことです。それがあなたの為ですから」
性格は几帳面で真面目。ものすごく無口で、今時珍しい硬派な男。
無口で硬派。これ以上の説明ないよね?ってくらいです。頼りにできる大人の男性像でしたね。「お嬢さん」って呼んでくれるの嬉しかったです。
プレイした感想
裏社会のお話なので、グロいまではいかなくても銃を撃ったり血の出るシーンなんかがあります。
ストーリーで甘さが濃いわけではないですが、ハッピーエンドは幸せを感じることができるはず。
乙女ゲームだけれど、恋愛どっぷりというよりはヒロインや攻略キャラのこれまでの生き方やこれからの生き方を考えさせられる作品でした。
殺し屋ですし、これまで何人も殺めてきたわけですからね。
最後のノインさんのシナリオできれいにまとまってます。
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